アイ・ラヴ・ユー、ポーギー 1

むかし、だれだったかたいへん人気のあった小説家が、新聞の広告で、ガーシュインの『ポーギーとベス』について、幕が上がるといきなりサマー・タイムが流れ出す、これまで自分が聴いてきたヨーロッパのオペラとはまったく違う、この惜しみない、率直さ、贅沢さはどうであろう、とその感動を伝えていた。はー、さすがに人気のあるひとは何を書いても上手いこと書くなぁ…と感心したのを思い出す。残念ながら、僕にはとてもこういう発想・印象的な紹介はできない。このオペラを愛する人、さらにオペラ一般の熱心なファン、またガーシュインの音楽を愛する人やジャズ・ファンにとって、サマー・タイムがいかにスタンダードの名曲であるとしても、それはあのガーシュインの音楽世界の中で明らかに、単なる『序曲』の位置を占めるに過ぎない、極端にいえば、逆にまず、そう思ってしまうからだ…。『椿姫』や『カルメン』、『マノン・レスコー』や『ホフマン物語』と並んで、“いいフシ”だけでできている、『ボーギーとベス』はそういう希有なオペラだろう。何しろ書いているのはガーシュイン。アメリカのポピュラー音楽の歴史を振りかえり、I・バーリン、ガーシュイン、コール・ポーター、ロジャー/ハマースタイン、そしておそらく、バート・バカラック(笑)…と偉大なソング・ライターのリストを作ってみても、この通り自然にその第2の位置を占める大メロディストが、満を持して書いたオペラなのだから…。その中の一曲、ここで僕のお話しする『アイ・ラヴ・ユー、ポーギー』も、だから多くの音楽ファンにとって、なんの説明も要らないスタンダード・ナンバーだろう。

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2007年以前のiHiranaka 昨日の断片 を見る“;}else{ echo “”;}?>

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  1. On 19/10月/2009 at 6:24 PM yuichihiranaka Said:

    コメント、ありがとうございます。コメントについてですが、現在動作確認中、という段階ですので、どうするか、まだ考えが決まっていません。登録をしてパスワードを発行されたメンバーだけが投稿できるかたちにしようか、とも思うのですが。。。それだと、ちょっと敷居が高いですか?(笑)面倒ですよね。。。
    現在は、僕が表示するように設定したコメントだけが表示されるようになっています。これだと、プライヴェイトなメッセージを送ってもらうのにはいいのですが、公開されないと、書き込む張り合いがありませんか?? うーん、どうでしょう。もう少し考えてみます。アドヴァイスがあれば、よろしくお願いしますね。y.h.

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